■ ID | 190 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 奥秩父甲武信岳付近のシラビソ立ち枯れ実態と降水成分 |
■ 著者 | 小川和雄
埼玉県環境科学国際センター 森下信次 埼玉県中央環境管理事務所 丸山由喜雄 埼玉県総務部消費生活課 三輪誠 埼玉県環境科学国際センター 嶋田知英 埼玉県環境科学国際センター 松本利恵 埼玉県環境科学国際センター 米持真一 埼玉県環境科学国際センター 高橋清文 埼玉県環境科学国際センター 唐牛聖文 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 日本環境学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第27回日本環境学会年会、平成13年7月14日 |
■ 抄録・要旨 | 近年、山岳部の樹木立ち枯れがしばしば報告され、本県でも奥秩父亜高山帯の立ち枯れがめだつことから、1997年以降、甲武信岳付近の調査を行い、以下の知見を得た。 @立ち枯れ域は尾根筋直下南側斜面に分布し、倒木の大半は尾根方向に倒れていた。根は円盤状を呈し、その深さは10から20cmと極めて浅かった。A三宝山南側山腹には3から4層の縞枯れがみられ、稚樹が高密度に再生していた。B標高2000m以上の土壌は未分解のリターが堆積したポドゾル土壌で、pH4.16〜5.54の賛成であった。C1997年以降、毎月1回採取した降水は極めて清浄で、pHは5.51〜
6.55、ECは2.7〜12.7μS/cmであった。D昭和41年以降、5年毎の航空写真からは立ち枯れ域が緑変し、回復傾向と判断された。 |
■ キーワード |
| 一覧に戻る |